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TypeScriptでPartial<T>型を使用する

この記事は 2022 年 12 月 8 日に投稿しました。

目次

  1. はじめに
  2. TypeScriptでPartial<T>型を使用する
  3. おわりに

1. はじめに

こんにちは、iOS のエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているTypeScriptPartial<T>型を使用する方法についてです。

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2.TypeScriptでPartial<T>型を使用する

TypeScriptPartial<T>型ですが、全てのプロパティをオプショナルプロパティにします。

実装例

// 必須プロパティのみの型を定義します。
type Person = {
    name: string;
    age: number;
    address: string;
};

// Person型のオブジェクトを生成します。
// 全てのプロパティを設定しないとオブジェクトが生成できません。
const person1: Person = {
    name: "Taro",
    age: 20,
    address: "Tokyo",
};

// Personのプロパティを全てオプショナルプロパティとした型を定義します。
type PartialPerson = Partial<Person>;

// PartialPerson型のオブジェクトを生成します。
// 全てのプロパティを設定しなくてもオブジェクトを生成できます。
const person2: PartialPerson = {
};

リファレンス

TypeScript

TypeScript Document

Partial<T>

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3. おわりに

前回の

www.paveway.info

と反対の機能の型になります。

紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

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