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TypeScriptのジェネリクスで複数の型引数を定義する

この記事は 2022 年 11 月 26 日に投稿しました。

目次

  1. はじめに
  2. TypeScriptのジェネリクスで複数の型引数を定義する
  3. おわりに

1. はじめに

こんにちは、iOS のエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているTypeScriptジェネリクスで複数の型引数を定義する方法についてです。

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2.TypeScriptのジェネリクスで複数の型引数を定義する

TypeScriptジェネリクスで複数の型引数を定義するには、以下のような実装にします。

実装例

// 複数の型引数をもつジェネリクスのメソッドを定義します。
// 例なので処理に意味はありません。
function func<T, U>(x: T, y: U): U {
    return y;
}

// 型引数の型を指定してメソッドを実行します。
const result1: boolean = func<string, boolean>("Hello", false);
console.log(result1);

// 型推論でメソッドを実行します。
const result2 = func(1234, "Hello");
console.log(result2);

実行結果

false
"Hello"

リファレンス

TypeScript

TypeScript Document

ジェネリクス

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3. おわりに

ジェネリクスであまり複数の型引数を使うことはないですが、TypeScriptでも複数の型引数を使用できるようです。

紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

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