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C++/CLIで文字列を安全にint型に変換する

この記事は2020年09月09日に投稿しました。

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目次

  1. はじめに
  2. C++/CLIで文字列を安全にint型に変換する
  3. おわりに

1. はじめに

こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているC++/CLIで文字列を安全にint型に変換する方法についてです。

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2. C++/CLIで文字列を安全にint型に変換する

C++/CLIで文字列を安全にint型に変換するには、intTryParseメソッドを使用します。

書式

public static bool TryParse (string s, out int result);

引数

s
変換する文字列

result
変換した数値を格納する変数

戻り値

正常に変換できた場合はtrue
変換できない場合はfalse

実装例

using namespace System;

[STAThreadAttribute]
int main()
{
    // 数値の文字列を変換した場合
    String^ value1 = "123";
    int nValue1 = 0;
    bool result1 = int::TryParse(value1, nValue1);
    Console::WriteLine("result1=" + result1 + " value1=" + nValue1);

    // 数値以外の文字列を変換した場合
    String^ value2 = "abc";
    int nValue2 = 0;
    bool result2 = int::TryParse(value2, nValue2);
    Console::WriteLine("result2=" + result2 + " value2=" + nValue2);

    return 0;
}

実行結果

result1=True value1=123
result2=False value2=0

API Reference

TryParseメソッド

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3. おわりに

文字列をint型に変換するにはParseメソッドもあります。
Parseメソッドの場合、int型に変換できないと例外が発生します。
そのためきちんと処理しないと思わぬタイミングでアプリがクラッシュしたりします。
その点TryParseの場合、例外ではなく変換結果が返却されるためその後の処理も対応しやすいです。

紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

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