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C++/CLIでスレッドをバックグラウンドスレッドにする

この記事は2020年08月07日に投稿しました。

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目次

  1. はじめに
  2. C++/CLIでスレッドをバックグラウンドスレッドにする
  3. おわりに

1. はじめに

こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているC++/CLIでスレッドをバックグラウンドスレッドにする方法についてです。

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2. C++/CLIでスレッドをバックグラウンドスレッドにする

C++/CLIでスレッドをバックグラウンドスレッドにするには、ThreadIsBackgroundプロパティをtrueにします。

スレッドは通常フォアグラウンドで動作し、スレッドが終了しないとプロセスも終了できません。
しかしスレッドをバックグラウンドにすると、プロセスの終了とともにスレッドも終了します。
それ以外は、フォアグラウンドもバックグラウンドも同じ動作になります。

API Reference

Threadクラス

IsBackgroundプロパティ

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3. おわりに

ある処理をスレッドで処理させましたが、アプリの終了とともに終了させる必要がありました。
通常スレッドの終了処理を行い、アプリを終了させると思います。 しかしこの時はスレッドの処理は特に気にせず終了させてしまってよかったため、バックグラウンドスレッドにしてアプリの終了とともにスレッドも終了させました。

紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

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