この記事は2019年10月28日に投稿しました。
目次
1. はじめに
こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているC#でタプルを使用する方法についてです。
2. C#でタプルを使用する
C#のタプルとは複数のオブジェクトをまとめられる型になります。
Tupleクラスの静的なCreateメソッドで生成できます。
Createメソッドは作成するオブジェクトの数によって用意されています。
書式
public static Tuple<T1> Create<T1> (T1 item1); public static Tuple<T1,T2> Create<T1,T2> (T1 item1, T2 item2); public static Tuple<T1,T2,T3> Create<T1,T2,T3> (T1 item1, T2 item2, T3 item3); public static Tuple<T1,T2,T3,T4> Create<T1,T2,T3,T4> (T1 item1, T2 item2, T3 item3, T4 item4); public static Tuple<T1,T2,T3,T4,T5> Create<T1,T2,T3,T4,T5> (T1 item1, T2 item2, T3 item3, T4 item4, T5 item5); public static Tuple<T1,T2,T3,T4,T5,T6> Create<T1,T2,T3,T4,T5,T6> (T1 item1, T2 item2, T3 item3, T4 item4, T5 item5, T6 item6); public static Tuple<T1,T2,T3,T4,T5,T6,T7> Create<T1,T2,T3,T4,T5,T6,T7> (T1 item1, T2 item2, T3 item3, T4 item4, T5 item5, T6 item6, T7 item7); public static Tuple<T1,T2,T3,T4,T5,T6,T7,Tuple<T8>> Create<T1,T2,T3,T4,T5,T6,T7,T8> (T1 item1, T2 item2, T3 item3, T4 item4, T5 item5, T6 item6, T7 item7, T8 item8);
型パラメータ
T1
組の 1 番目のコンポーネントの型
T2
組の 2 番目のコンポーネントの型
T3
組の 3 番目のコンポーネントの型
T4
組の 4 番目のコンポーネントの型
T5
組の 5 番目のコンポーネントの型
T6
組の 6 番目のコンポーネントの型
T7
組の 7 番目のコンポーネントの型
T8
組の 8 番目のコンポーネントの型
引数
パラメーター
item1 T1
組の 1 番目のコンポーネントの値
item2 T2
組の 2 番目のコンポーネントの値
item3 T3
組の 3 番目のコンポーネントの値
item4 T4
組の 4 番目のコンポーネントの値
item5 T5
組の 5 番目のコンポーネントの値
item6 T6
組の 6 番目のコンポーネントの値
item7 T7
組の 7 番目のコンポーネントの値
item8 T8
組の 8 番目のコンポーネントの値
戻値
引数に合わせた数のタプル
API Reference
タプル型
Tupleクラス
3. おわりに
Swiftではじめてタプルの存在を知りました。
C#にあったため、どんなものか調べてみました。
紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。
私が勤務しているニューラルでは、主に組み込み系ソフトの開発を行っております。
弊社製品のハイブリッドOS Bi-OSは高い技術力を評価されており、特に制御系や通信系を得意としています。
私自身はiOSモバイルアプリやウィンドウズアプリを得意としております。
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