この記事は2019年10月23日に投稿しました。
目次
1. はじめに
こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているC#でDictionaryを使用する方法についてです。
2. C#でDictionaryを使用する
C#のDictionaryは連想配列といって、キーと値のペアを保持するコレクションクラスになります。
キーと値は任意の型を指定できます。
キーと値はKeyValuePair構造体で保持されます。
実装例
using System; using System.Collections.Generic; namespace CSharpDictionary { class Program { static void Main(string[] args) { // Dictionaryをキーをint型、値をstring型で作成します。 var dic = new Dictionary<int, string>(); // Dictionaryにデータを設定します。 // 配列のようにアクセスできます。 dic[0] = "apple"; dic[11] = "banana"; dic[37] = "orange"; // Dictionaryに設定されたデータ数分繰り返します。 // データはKeyValuePair構造体で取り出せます。 foreach (var pair in dic) { // キーと値を表示します。 Console.WriteLine($"Key={pair.Key} Value={pair.Value}"); } } } }
API Reference
Dictionaryクラス
KeyValuePair構造体
3. おわりに
他の言語では、マップとか呼ばれることもあります。
Dictionaryといわれると本の辞書を思い浮かべてしまうため、若干違和感があります。
Dictionaryはいろいろな使い方があるので、いろいろな使い方についてはまたの機会に紹介できればと思います。
紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。
私が勤務しているニューラルでは、主に組み込み系ソフトの開発を行っております。
弊社製品のハイブリッドOS Bi-OSは高い技術力を評価されており、特に制御系や通信系を得意としています。
私自身はiOSモバイルアプリやウィンドウズアプリを得意としております。
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