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std::stringで指定された文字と等しくない最後の文字を検索する

この記事は2019年09月26日に投稿しました。

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目次

  1. はじめに
  2. C++のstd::stringで指定された文字と等しくない最後の文字を検索する
  3. おわりに

1. はじめに

こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているC++のstd::stringで指定された文字と等しくない最後の文字を検索する方法についてです。

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2. C++のstd::stringで指定された文字と等しくない最後の文字を検索する

C++のstd::stringで指定された文字と等しくない最後の文字を検索するには、std::basic_string::find_last_not_ofを使用します。

書式

size_type find_last_not_of(const basic_string& str, size_type pos = npos) const;

引数

str
検索する文字を指定する文字列

pos
検索を開始する位置

戻り値

見つかった先頭からの位置(0起算)
見つからない場合、std::basic_string::npos

実装例

#include "pch.h"
#include <iostream>
#include <string>

int main()
{
    // 検索される文字列
    const std::string s("orange");

    // "nge"が最後に一致しない位置を検索する→"a"の位置(2)が検索される。
    std::cout << s.find_last_not_of("nge") << std::endl;

    // "g"が最後に一致しない位置を検索する→"e"の位置(5)が検索される。
    std::cout << s.find_first_not_of("g") << std::endl;
}

API Reference

std::basic_string::find_last_not_of

std::basic_string::npos

std::basic_string

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3. おわりに

前回

www.paveway.info

同様std::stringでtrim機能がないため、文字列の後尾の空白文字の次の文字を検索するために使用しました。

紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

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