この記事は2019年09月12日に投稿しました。
目次
1. はじめに
こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているMFCで文字列を末尾から切り出す方法についてです。
2. MFCで文字列を末尾から切り出す
MFCで文字列を末尾から切り出すには、CStringクラスのRight関数を使用します。
書式
CStringT Right(int nCount) const;
引数
nCount
切り出す文字数
戻り値
元の文字列の末尾から切り出された文字列
引数に0以下の数値を指定した場合、空文字列が返却されます。
引数に元の文字列の文字数以上の数値を指定した場合、元の文字列が返却されます。
実装例
CString src = _T("abcde"); // 末尾から2文字切り出します。 src.Right(2); // => "de" // 引数に0を指定した場合 src.Right(0); // => ""(空文字列) // 引数に負数を指定した場合 src.Right(-1); // => ""(空文字列) // 引数に文字列長以上の数値を指定した場合 src.Right(10); // => "abcde"(元の文字列)
API Reference
CStringクラス
Right関数
3. おわりに
前々回
前回
は、文字列の途中から切り出す方法と文字列の先頭から切り出す方法でした。
今回は文字列の末尾から切り出す方法です。
これでどんなパターンでも文字列を切り出せると思います。
紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。
私が勤務しているニューラルでは、主に組み込み系ソフトの開発を行っております。
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私自身はiOSモバイルアプリやウィンドウズアプリを得意としております。
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