この記事は2019年07月27日に投稿しました。
目次
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1. はじめに
こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているVB6の文字列で指定の文字列を検索する方法についてです。
2. VB6の文字列で指定の文字列を検索する
VB6の文字列で指定の文字列を検索するには、InStr関数を使用します。
書式
InStr([Start,]String1, String2[, compare])
引数
Start
省略可
検索開始位置(1起算)
省略した場合は、文字列の先頭から検索します。
Compareを指定した場合は必須
String1
検索対象となる文字列
String2
検索する文字列
Compare
省略可
文字列の比較モード
設定値は以下の表を参照してください。
定数 | 値 | 内容 |
---|---|---|
vbUseCompareOption | -1 | Option Compareステートメントの設定を使用して比較を行います。 |
vbBinaryCompare | 0 | バイナリモードで比較を行います(規定値) (大文字・小文字、半角・全角を区別します) |
vbTextCompare | 1 | テキストモードで比較を行います。 (大文字・小文字、半角・全角を区別しません) |
vbDatabaseCompare | 2 | Microsoft Accessのみ。 データベース内の情報に基づいて比較を行います。 |
戻り値
条件により該当する検索結果(戻り値)が返ります。
条件 | 検索結果(戻り値) |
---|---|
String1の長さが0 | 0 |
String1がNull | Null |
String2の長さが0 | Start |
String2がString1内で見つからない | 0 |
String2がString1内で見つかった | 見つかった位置 |
Start > String2 | 0 |
3. おわりに
VB6の文字列検索の関数名はInStrになりますが、いまいちピンときません。
そのためいつも「文字列検索の関数名はなんだっけな?」とググってしまいます。
かんたんプログラミング Visual Basic 6 応用編
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