MFCのエディットコントロールで入力文字数を制限する。

この記事は2019年07月17日に投稿しました。

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1. はじめに

こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているMFCのエディットコントロールで入力文字数を制限する方法についてです。

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2. MFCのエディットコントロールで入力文字数を制限する

MFCのエディットコントロールで入力文字数を制限する方法ですが、以下のような手順になります。

リソースエディタでフォームにエディットコントロールを追加します。
フォームに追加したエディットコントロールを選択し、右クリックメニューを開きます。右クリックメニューの変数の追加を選択します。
変数の追加ダイアログが開くので、以下の項目を入力します。
変数名 : 任意の値
カテゴリ : Valueを選択します。
最大文字数 : 文字数制限する文字数を入力します。

ソースファイルのDoDataExchange関数にコントロールの変数定義と文字数制限の定義が追加されます。

MFCMaxCharsDlg.cpp

例では2つのエディットコントロール(IDC_EDIT1, IDC_EDIT2)の変数定義と文字数制限を追加した場合のソースです。

void CMFCMaxCharsDlg::DoDataExchange(CDataExchange* pDX)
{
    CDialogEx::DoDataExchange(pDX);
    DDX_Text(pDX, IDC_EDIT1, m_edit1);  // <- 変数定義が追加されます。
    DDV_MaxChars(pDX, m_edit1, 5);     // <- 文字数制限(最大文字数5)が追加されます。
    DDX_Text(pDX, IDC_EDIT2, m_edit2);  // <- 変数定義が追加されます。
    DDV_MaxChars(pDX, m_edit2, 10);        // <- 文字数制限(最大文字数10)が追加されます。
}

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3. おわりに

最初は文字数制限の方法がわからなかったので、入力後に入力文字数をカウントして、最大文字数を超えていた場合エラーメッセージを表示する方法にしました。
MaxCharsの方法だと、そもそも最大文字数以上入力できないので、ユーザフレンドリーだと思います。

リンク

紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

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