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C++のstd::vectorで要素数を指定する。

この記事は2019年07月14日に投稿しました。

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目次

  1. はじめに
  2. C++のstd::vectorで要素数を指定する
  3. おわりに

基礎からしっかり学ぶC++の教科書 C++14対応

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1. はじめに

こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているC++のstd::vectorで要素数を指定する方法についてです。

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2. C++のstd::vectorで要素数を指定する

C++のstd::vectorで要素数を指定する方法ですが、以下の方法があります。

  1. 変数宣言時に指定
  2. resize関数で指定

変数宣言時に指定

std::vector<T> 変数名(要素数);
std::vector<T> 変数名(要素数, 初期値);

resize関数で指定

std::vector<T> 変数名;
変数名.resize(要素数);
std::vector<T> 変数名;
変数名.resize(要素数, 初期値);

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3. おわりに

配列のように特定の要素位置に値を設定する必要があり、その方法を調査しました。
今回はあらかじめ要素数がわかっているため、変数宣言時に指定しました。
処理より要素数が変わる場合は、resize関数を利用することになると思います。

やさしいC++ 第5版 (「やさしい」シリーズ)

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