MFCでメモリリークする箇所でブレークする。
この記事は2019年03月14日に投稿しました。
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1. はじめに
こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているMFCでメモリリークする箇所でブレークする方法についてです。
2. MFCでメモリリークする箇所でブレークする
MFCでメモリリークする箇所でブレークするには、_CrtSetBreakAlloc関数を使用します。
メモリリークすると、Visual Studioの出力ウィンドウに以下のようなログが表示されます。
このログで先頭の"{433}"の部分は、メモリを確保したタイミングを示しています。
_CrtSetBreakAlloc関数の引数にこの数値を指定すると、メモリを確保した個所でブレークします。
(例)メモリリークしたログ
{433} normal block at 0x0013CD30, 8 bytes long. Data: < > 14 EF 1B 01 00 00 00 00
3. おわりに
_CrtSetBreakAlloc関数はメモリリークする箇所の特定に有効です。
しかし一つ条件があって、毎回同じタイミングでメモリリークする場合にしか利用できません。
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