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SwiftのUITextiVewでキャレットの現在位置を取得する。

この記事は2019年01月25日に投稿しました。

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目次

  1. はじめに
  2. SwiftのUITextiVewでキャレットの現在位置を取得する
  3. おわりに

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1. はじめに

こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
PWEditorで使用しているSwiftのUITextiVewでキャレットの現在位置を取得する方法についてです。

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2. SwiftのUITextiVewでキャレットの現在位置を取得する

SwiftのUITextiVewでキャレットの現在位置を取得するメソッドはないようです。
そのため以下のような処理で現在位置を取得します。

実装例

import UIKit

func getCurrent(_ textView: UITextView, range: UITextRange) -> Int {
    let begining = textView.beginingOfDocument
    let start = range.start
    let current = textView.offset(from: beggining, to: start)
    return current
}

使用例

import UIKit
...
var textView: UITextView
...
guard let range = textView.selectedTextRnage else {
    return
}
let current = getCurrent(textView, range)
print(current)

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3. おわりに

今回の処理は、次回以降紹介するキャレット移動の処理に使用します。
それにしてもメソッド1つで現在値が取得できたらと思います。

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紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

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