この記事は2019年01月23日に投稿しました。
目次
プログラミングWindows第5版〈上〉Win32 APIを扱う開発者のための決定版! (Microsoft Programming Series)
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1. はじめに
こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているWin32APIでファイルをコピーする方法についてです。
2. Win32APIでファイルをコピーする
Win32APIでファイルをコピーするには、CopyFile関数を使用します。
書式
BOOL CopyFile( LPCTSTR lpExistingFileName, LPCTSTR lpNewFileName, BOOL bFailIfExists );
引数
lpExistingFileName コピー元のファイルパス名
lpNewFIleName コピー先のファイルパス名
bFailIfExists
同名のファイルが存在していた場合の動作を指定します。
TRUEの場合、同名のファイルが存在していた場合、関数は失敗し、コピーしません。
FALSEの場合、同名のファイルが存在していた場合、既存のファイルを上書きし、関数は成功します。
戻り値
成功した場合、TRUEが返却されます。
失敗した場合、FALSEが返却されます。
3. おわりに
ファイルを開くダイアログで開いたファイルを、既定のフォルダにコピーする際使用しました。
VB6で作成されたアプリをVC++に移植する際の処理ですが、VB6ではコピー元のファイルのデータを読み込んで、コピー先のファイルに書き込んでいました。
VC++に移植する際はそんなことはせず、ファイルコピーで処理することにしました。
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