プログラムを書こう!

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MFCでピクチャコントロール上でクリックされた座標を取得する。

この記事は2019年01月02日に投稿しました。

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目次

  1. はじめに
  2. MFCでピクチャコントロール上でクリックされた座標を取得する
  3. おわりに

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1. はじめに

こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているMFCでピクチャコントロール上でクリックされた座標を取得する方法についてです。

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2. MFCでピクチャコントロール上でクリックされた座標を取得する

MFCでピクチャコントロール上でクリックされた座標を取得する方法ですが、ピクチャーコントロール上でクリックされた位置からピクチャーコントロール上の座標は取得できないようです。 そのため以下の手順で取得します。

  1. ClientToScreen関数で、マウスがクリックされたダイアログ上のクライアント座標を一旦スクリーン座標に変換します。
  2. 1で取得したスクリーン座標をScreenToClient関数でピクチャーコントロール上のクライアント座標に変換します。

スクリーン座標とは、画面上の左上を原点とする画面全体の座標になります。
ダイアログやピクチャーコントロールが画面上のどこにあっても変わらない座標になります。

対してクライアント座標とは、ダイアログやピクチャーコントロールなどのコントロールの左上を原点とするダイアログやコントロール内の座標になります。

実装例

/**
 * マウスの左ボタンが押下された時のイベントハンドラ
 */
void SampleDlg::OnLButtonDown(UINT nFlags, CPoint point)
{
    // マウスのダイアログのクライアント座標をスクリーン座標に変換します。
    ClientToScreen(&point);

    // ピクチャーコントロール上のクライアント座標に変換します。
    HWND hWnd = m_pictureCtl.m_hWnd;
    ::ScreenToClient(hWnd, &point);
}

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3. おわりに

業務で、ピクチャーコントロール上の画像に対しマウスでクリックした座標に点を描画する機能があり、その方法を調査しました。
簡単に座標を取得できると思ったのですが、直接は座標を取得できないようでした。

調査する中、スクリーン座標、クライアント座標という概念があることがわかりました。

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