この記事は2018年12月22日に投稿しました。
目次
かんたん Visual C++ [改訂2版] (プログラミングの教科書)
- 作者: 堀義博
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- 発売日: 2017/10/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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1. はじめに
こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているMFCでワイド文字列(UNICODE)をマルチバイト文字列に変換する方法についてです。
2. MFCでワイド文字列(UNICODE)をマルチバイト文字列に変換する
MFCでワイド文字列(UNICODE)をマルチバイト文字列に変換するには、wcstombs_s関数を使用します。
書式
errno_t wcstombs_s( size_t* pReturnValue, char* mbstr, size_t sizeInBytes, const wchar_t* wcstr, size_t count );
引数
pReturnValue
変換された文字数
mbstr
コピー先(マルチバイト文字列)
sizeInBytes
コピー先のサイズ(バイト単位)
wcstr
コピー元(ワイド文字列(UNICODE))
count
コピー元のサイズ(バイト数)
戻り値
成功した場合、0
失敗した場合、エラーコード
実装例
CString src = _T("Sample"); char dst[256]; ZeroMemory(&dst[0], sizeof(dst)); size_t returnValue; wcstombs_s(&returnValue, &dst[0], sizeof(buf), src.GetBuffer(), src.GetLength());
3. おわりに
画面で入力されたCString文字列をC++の正規表現で文字種チェックを行おうとしました。
C++の正規表現では文字列はchar型で扱うため、CString文字列をchar型に変換するため調べました。
標準講座MFC6.0―Visual C++による効率的なWindowsプログラミング (Programmer’s SELECTION)
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