この記事は2018年12月19日に投稿しました。
目次
- 作者: 増田智明
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2018/03/27
- メディア: 単行本
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1. はじめに
こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているC++のstd::stringstreamのサイズを取得する方法についてです。
2. C++のstd::stringstreamのサイズを取得する
C++のstd::stringstreamのサイズを取得方法ですが、専用の関数は用意されていないようです。
そのため以下の手順でサイズを取得必要があります。
- シークポインタを終端に移動します。
- シークポインタの位置を取得し、サイズとします。
- シークポインタを元の位置(先頭)に戻します。
実装例
std::stringstream ss; // シークポインタを終端に移動します。 ss.seekg(0, std::ios::end); // シークポインタの位置を取得し、サイズとします。 int size = (int)ss.tellg(); // シークポインタの位置を元(先頭)に戻します。 ss.seekg(0, std::ios::beg);
3. おわりに
前回
と同様、std::stringstreamのサイズを取得しようとして、まず関数が用意されているか調べてみました。
するとまた用意されておらず、上記の方法で取得するしかないことがわかりました。
クリアする方法やサイズを取得する方法は、基本的な機能だと思うのですが、なぜ関数が用意されていないか少し謎です。
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