この記事は2018年12月02日に投稿しました。
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かんたん Visual C++ [改訂2版] (プログラミングの教科書)
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1. はじめに
こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているMFCで文字列を描画する方法についてです。
2. MFCで文字列を描画する
MFCで文字列を描画するには、TextOut関数を使用します。
書式
BOOL TextOut( int x, int y, CString& str );
引数
x
文字列の左上隅を始点とするx座標を指定します。
y
文字列の左上隅を始点とするy座標を指定します。
str
文字列を指定します。
戻り値
成功した場合、0以外の値を返却します。
失敗した場合、0を返却します。
実装例
ピクチャーコントロールに文字列を描画します。
// ピクチャーコントロール CStatic m_pcImage; // ピクチャーコントロールのデバイスコンテキストを取得します。 CDC* pDC = m_pcImage.GetDC(); // 文字列を描画します。 pDC->TextOut(100, 200, _T("Hello world!"));
3. おわりに
文字列の描画は簡単にできますが、1点注意点があります。
文字列を描画する座標は文字列の左上隅になっています。
通常文字を表示する場合、左下隅を基準に配置するのでその点が注意点になります。

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