VB6で文字列を切り出す

この記事は2018年11月21日に投稿しました。

目次

1. はじめに
2. VB6で文字列を切り出す
3. おわりに

かんたんプログラミングVisual Basic6 基礎編

1. はじめに

こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
今回は業務で使用しているVB6で文字列を切り出す方法についてです。

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2. VB6で文字列を切り出す

VB6で文字列を切り出すには、Mid関数を使用します。

書式

Mid(String, Start, [Length])

引数

String
切り出される文字列

Start
切り出す開始文字位置
バイト数ではなく、文字数になります。
また0起算ではなく、1起算になります。

Length
省略可
切り出す文字列の長さ
省略した場合、開始文字位置から末尾まで切り出されます。

戻り値

切り出された文字列

　実行例

条件	例	実行結果
開始文字位置に2文字目、 切り出す文字列の長さに3を指定する	Mid("abcde", 2, 3)	"bcd"が返却される
開始文字位置に2文字目、 切り出す文字列の長さは省略	Mid("abcde", 2)	"bcde"が返却される
切り出される文字列に空文字列を指定する	Mid("", 1)	空文字列が返却される
切り出される文字列にNullを指定する	Mid(Null, 1)	実行時エラー
開始文字位置に0を指定する	Mid("abcde", 0)	実行時エラー
開始文字位置に負数を指定する	Mid("abcde", -1)	実行時エラー
切り出す文字列の長さに0を指定する	Mid("abcde", 1, 0)	空文字列が返却される
切り出す文字列の長さに負数を指定する	Mid("abcde", 1, -1)	実行時エラー

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3. おわりに

前回のInStr関数もそうでしたが、VB6の文字列操作系の関数名にどうもなじめず覚えられません。
そのため何度も、調べてから使うことになり面倒です(覚えれば済む話ですが...)

【TECH::CAMP（エンジニアスクール）】

かんたんプログラミング Visual Basic 6 応用編

紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

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