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VB6でFormの最小化イベントを無視する。

この記事は2018年09月05日に投稿しました。

目次

  1. はじめに
  2. Formの最小化イベントを無視する方法
  3. おわりに

かんたんプログラミングVisual Basic6 基礎編

かんたんプログラミングVisual Basic6 基礎編

1. はじめに

こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。

今回は業務で使用しているVB6の話です。

メイン画面のメニューから各子画面をモーダル表示するようなアプリを開発していました。
ある子画面では、さらに孫画面をモードレスで表示する必要がありました。
こうした場合、その子画面もモードレスで表示する必要があります。

この子画面を疑似的にモーダル表示するため、この子画面を表示中はメイン画面のイベントをすべて無視するようにしました。 無視したイベントの中で、今回はFormの最小化イベントを無視する方法について紹介します。

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2. Formの最小化イベントを無視する方法

VB6でFormの最小化イベントを無視するために、以下の方法をとりました。

  1. フォームのサイズ変更のイベントハンドラForm_Resizeを定義します。
  2. フォームが最小化されている場合、フォームを通常表示に再設定します。

フォームの表示状態はForm.WindowStateプロパティで示されます。 以下がForm.WindowStateプロパティに取得/設定できる値です。

定数 内容
vbNormal 0 通常表示
vbMinimized 1 最小化
vbMaximized 2 最大化

実装例

'フォームのサイズが変更された時に呼び出されます。
Private Sub Form_Resize()
    'フォームが最小化された場合
    If Me.WindowState = vbMinimized Then
        'フォームを通常表示に再設定します。
        Me.WindowState = vbNormal
    End If

End Sub

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3. おわりに

VB6で最小化自体を禁止するには、FormのMinButtonプロパティをFalseにします。
しかし今回は条件によって最小化は可能なため、条件によって最小化イベントを無視する方法をとりました。
ただし残念ながらこの方法では、一瞬最小化されて元の表示状態に戻るため、画面がちらつきます。

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かんたんプログラミング Visual Basic 6 応用編

かんたんプログラミング Visual Basic 6 応用編

紹介している一部の記事のコードはGitlabで公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

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