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SwiftのOneDrive APIでサインインする。

この記事は2018年06月27日に投稿しました。
この記事は2018年07月21日に更新しました。

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目次

  1. はじめに
  2. サインイン処理
  3. おわりに

現場のためのSwift4 Swift4.1+Xcode9.3対応

現場のためのSwift4 Swift4.1+Xcode9.3対応

1. はじめに

こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。

OneDrive APIでサインインする手順の説明です。
ドキュメント"Authenticate your iOS app for OneDrive"の"Simple authentication"を参考にしました。

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2. サインイン処理

OneDriveにサインインするにはclientメソッドを呼び出します。
clientメソッドを呼び出すと、OneDrive APIで用意されたOneDriveへのサインイン画面が表示されます。

認証結果はクロージャーで返却されます。
エラーの場合はerrorがセットされ、認証成功の場合はclientオブジェクトがセットされます。
返却されたclientオブジェクトは、setCurrentメソッドでキーチェーンに登録しておきます。

import OneDriveSDK

/**
 OneDriveにサインインします。
 */
func signIn() {
    // OneDriveにサインインします。
    ODClient.client( completion: { client, error in
        if let error = error {
            // エラーの場合、処理を終了します。
            // 必要に応じてエラー処理を行ってください。
            return
        }

        // サインインできた場合、認証済みオブジェクトをキーチェーンに登録します。
        ODClient.setCurrent(client)
}

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3. おわりに

OneDrive APIのサインイン処理はシンプルです。
ただメソッド名は、"client"ではなく、"signIn"の方がわかりやすいと思います。

チュートリアルをみると、複数アカウントにも対応しているようですが、PWEditorでは1アカウントのみ対応しています。

"SwiftでOneDrive APIを使用する準備を行う" paveway.hatenablog.com の記事でも書きましたが、PWEditorはMicrosoftアカウントには対応していますが、Office365アカウントには対応していません。

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詳解 Swift 第4版

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紹介している一部の記事のコードは[Gitlab]で公開しています。
興味のある方は覗いてみてください。

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