この記事は2018年06月27日に投稿しました。
この記事は2018年07月21日に更新しました。
目次
現場のためのSwift4 Swift4.1+Xcode9.3対応
- 作者: 澤田孝志,今村哲也,染谷昌利
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2018/05/23
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1. はじめに
こんにちは、iOSのエディタアプリPWEditorの開発者の二俣です。
OneDrive APIでサインインする手順の説明です。
ドキュメント"Authenticate your iOS app for OneDrive"の"Simple authentication"を参考にしました。
2. サインイン処理
OneDriveにサインインするにはclientメソッドを呼び出します。
clientメソッドを呼び出すと、OneDrive APIで用意されたOneDriveへのサインイン画面が表示されます。
認証結果はクロージャーで返却されます。
エラーの場合はerrorがセットされ、認証成功の場合はclientオブジェクトがセットされます。
返却されたclientオブジェクトは、setCurrentメソッドでキーチェーンに登録しておきます。
import OneDriveSDK /** OneDriveにサインインします。 */ func signIn() { // OneDriveにサインインします。 ODClient.client( completion: { client, error in if let error = error { // エラーの場合、処理を終了します。 // 必要に応じてエラー処理を行ってください。 return } // サインインできた場合、認証済みオブジェクトをキーチェーンに登録します。 ODClient.setCurrent(client) }
3. おわりに
OneDrive APIのサインイン処理はシンプルです。
ただメソッド名は、"client"ではなく、"signIn"の方がわかりやすいと思います。
チュートリアルをみると、複数アカウントにも対応しているようですが、PWEditorでは1アカウントのみ対応しています。
"SwiftでOneDrive APIを使用する準備を行う" paveway.hatenablog.com の記事でも書きましたが、PWEditorはMicrosoftアカウントには対応していますが、Office365アカウントには対応していません。
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